2018.07.02ハウツー

キャンプピングカーの運転のポイント・注意点

夕暮れ時の車内から見た道路

普通とは違った旅をしたい!

一生で思い出に残る旅をしてみたい!

休暇を過ごすときに、車移動、新幹線、飛行機など色々な手段がありますが、キャンピングカーは特別ですよね。

普通自動車免許で運転ができることもあり、「いつかキャンピングカーで旅をしてみたい」と考えている人も多いのではないでしょうか。

ただ、キャンピングカーは乗用車よりも運転の際に気にしなければならない、気をつけたいポイントがいくつかあります。

それさえきちんと知っていれば、より不安がなくキャンピングカーライフを楽しめるはず!

今回はキャンピングカーを運転するときのポイントと、注意点、運転のコツについてご紹介します。

これで次の休暇は、キャンピングカーをレンタルして思い出に残る旅ができること間違いなし!

キャンピングカー運転の注意点

シートベルトをしている女性

一般の乗用車を運転するときでも、運転中は周囲に気をつけていると思いますが、キャンピングカーはサイズ感も重量も一般車よりかなり大きいため、より運転には注意が必要です。


キャンピングカーの場合は乗用車よりも長さがあるため、巻き込みなどにも気をつけなければなりません。


特に”左折”する際には歩行者などに注意を払いましょう。


また、車高も大きく異なる点の一つ。


乗用車を運転する感覚で狭い道に入ってしまうと、木や看板などいつもは気にしていなかった障害物にこすってしまう可能性もあります。


なので、できるだけゆとりのある道を通りましょう。


他にも、運転手、同乗者ともに注意が必要なのが発進と停止の瞬間です。


乗用車と比べると長さと重量があるため、発進のときにアクセルを踏むと少し前に乗り出すような感覚に。


反対に停止の際ブレーキを踏むと、少し後ろに引っ張られる感覚があります。


つまり、乗用車のときには気にならなかった「重力」をとても感じるのです。


これは車体が大きくなればなるほど感じるので、キャンピングカーは乗用車よりもサイズが大きいからこそ、急発進・急停車には運転手は気を配りましょう。


キャンピングカーは、まるで部屋がそのまま移動しているかのような快適さなので、ついつい家のようにリラックスしてしまいがちですが、同乗者も必ずシートベルトは着用してくださいね。


キャンピングカー運転のコツ

キャンピングカーは乗用車より大きいことが、運転する際に一番意識しておくポイントです。


まず乗用車とは違い、運転席が前輪の真上にあるため、慣れないうちは曲がるときにハンドルをきるタイミングがわからない方も多いかと思います。


基本的には、いつもよりも少し遅めにハンドルをきること。


そして、乗用車との違いがわかりやすいのが「死角」。


サイズ感が大きいキャンピングカーは、左後方が特に死角になりやすいため、巻き込みがないようモニターやミラーで念入りにチェックをし、同乗者がいる場合には、後方チェックで声をかけてもらうとより安全でしょう。


そして「重量」も大事なポイントのひとつ。


乗用車よりも重さがあることで、発進、停止の感覚も異なります。


発進は乗用車のように急にスピードを出すことが難しく、停止するときには制動距離が長くなるため急に止まることができません。


運転中は常に車間距離にゆとりをもっておくことも大切です。


これらの運転のコツが掴めてくれば、あとは基本的な運転方法は乗用車と同じ。


キャンピングカーの運転に慣れてしまえば、いつもの旅がより快適に楽しいものになりますよ!


こんなときは要注意!運転で気をつけるポイント

キャンピングカーの運転に慣れていたとしても、運転しているなかで特に注意しておかなければならないシーンがあります。


ここでは2つの注意すべきシーンをご紹介しましょう。


 


・トンネル


キャンピングカーを運転する際に、忘れてしまいがちなのがトンネルです。


狭く丸い形をしたトンネルでは、キャンピングカーは高さがあり角があるためこすらないように気をつけて!


平均的なキャンピングカーで2.5mほど。(キャンピングステーションで取扱のあるアミティは2.8mです。)


乗用車の平均が1.5mほどなので、その差は約1m!


それを常に意識して、できるだけゆとりのある道を選ぶことをオススメします。


 


・高速道路


サイズ感が大きく車内が広々として快適な一方、風を受ける面積が大きいぶん横風に弱いのがキャンピングカーの弱点。


高速道路ではスピードを出すだめ、下道よりも横風を受けやすい状況です。


かなりの重量があるキャンピングカーでさえ、横風を受けると流されてしまいます。


そうなったら慌てず、しっかりとハンドルを握りましょう。


スピードが出ているほど危険になるので、高速道路はもちろんですが橋など横風の影響をうけやすいシーンでは、できるだけスピードを出しすぎないことも重要です。