2018.07.17ハウツー
快適なキャンピングカーライフを送るための駐車のコツ教えます!
キャンピングカーライフを送りたいと思ったとき、まず乗用車よりも大きなキャンピングカーを運転できるのかという心配があります。
次に気になるのは「駐車」。
駐車の仕方もそうですが、どこなら駐車可能なのかという不安もありますよね。
キャンピングカーは乗用車とは違い、色々なことに注意しながら運転・駐車をしなければなりません。
そのためにはキャンピングカーライフをスタートする前に、事前に何に注意をしたら良いのか知っておくことが一番大切です。
今回はキャンピングカーの駐車について、注意点やコツをご紹介。
そして、一番気になるポイント「一般駐車場」でも駐車ができるのかどうか、についても解説します。
乗用車とキャンピングカーの一番の違いは、「車高」。
キャブコンタイプは特に、運転席の上の反り出た就寝スペースのバンクベッドが、かなり大きくなっています。
立体駐車場に入ろうとすると、高さ制限バーをよく目にしますよね。
その高さは、一般的に2.1mくらいが平均かと思います。
ですが初心者でも扱いやすいキャンピングカーでも高さは2.5m前後と、高さ制限バーを大幅に超えてしまいます。
キャンピングステーションで取扱のあるアミティも、2.8mという車高です。
乗りなれないキャンピングカーだと、運転中も乗用車を運転するとき以上に周囲に気を配らなければならないため、ついつい車高のことを忘れてしまいがち。
そのまま高さ制限バーにぶつかってしまうと、キャンピングカーのバンクベッド部分に確実に傷がついてしまうので、キャンピングカーのレンタルやカーシェアリングを利用するときには注意が必要です。
そう考えると駐車は、できる限り屋内ではなく屋外のスペースを探すことが懸命かもしれませんね。
他にもキャンピングカーの注意点として、「タイヤの位置」が乗用車とは異なる点も挙げられます。
まず乗用車であれば前輪は運転席よりも前にありますが、キャンピングカーはちょうど前輪の真上あたりに運転席が。
後輪も乗用車であればそこまで内側に入り込んでいないですが、キャンピングカーは後輪よりも後ろが長くなっていることが多いです。
駐車をする際、通常であれば縁石に当たるのを目安にするかと思いますが、キャンピングカーは後輪よりも後ろが長いぶん、縁石まで下がってしまうと、その後ろにある壁や駐車車両にぶつかってしまう恐れが!
また、屋外の駐車場では精算機のところに設置されている小さな屋根にも注意が必要!
運転席に座ったまま精算をしようと思うと、精算機に寄り過ぎて屋根に車体をこすってしまうことも。
ここまで見ると「キャンピングカーの駐車は相当大変そう」と思われるかもしれませんが、できるだけ注意点を前もって知っておき、合わせて駐車をするときの少しのコツを知っていれば、安心して駐車をすることができます。
キャンピングカーで駐車をする際の注意点としては、まずできるかぎり屋外の駐車スペースを探すこと。
屋外であれば「車高」という心配がひとつ減ります。
あとは、さきほどお話した精算機の屋根に注意を払うだけ。
精算機には寄り過ぎず、一度車を出て精算することをおすすめします。
少し面倒かもしれませんが、レンタルやカーシェアリングなどで借りているキャンピングカーを傷つけてしまうよりはマシです!
またバックで停車をするときには、縁石を頼りにするよりも”人”に頼ること。
同乗者の方に降りてもらい、誘導してもらうのが最善な方法といえるでしょう。
これらのポイントに注意していれば、キャンピングカーライフももっと快適なものになるはず!
誰もが気になる「一般駐車場とキャンピングカー」。
実は一般的な駐車場、コインパーキングなどは「幅2m・長さ5m 以内」であれば駐車することが可能。
駐車場によっては利用規約で高さが制限されている場合もありますが、ほとんどの国産のキャンピングカーは、この条件をクリアしているんです。
キャンピングステーションで取り扱っているアミティも、もちろんクリア!
そう考えると、駐車場所を探すのもそこまで考えずに済むのではないでしょうか。
ただ、駐車するときは念のためスペースにゆとりのある場所を探すのがベター。
入庫したときはよくても、戻ってきたら満車で隣や後ろの車とギリギリまで迫っていた!など出庫時に苦労することがないよう、気をつけてくださいね。
キャンピングカーは一般の乗用車とはかなりサイズ感も異なるので、確かに駐車にも色々と注意点がありますが、これらのことを覚えておけばいざ急に駐車スペースを探さなければならない状況でも、冷静に判断をすることができます。
何よりもせっかくキャンピングカーに乗るなら、快適に過ごせたらより楽しいはず。
ぜひこれらのことを覚えておいて、キャンピングカーをレンタルする際には参考にしてみてくださいね。